クレドカンパニー・カンパニープレジデントのコラム

働くことの意味 (No.4)

働くことの意味 (No.4) |経理・派遣紹介・紹介予定派遣のアイコンセプト・クレドカンパニー

2009年12月11日

人材派遣や紹介は、出会いの中で成り立っているお仕事です。スタッフの方はもちろん企業のご担当者、代表など毎日多くの方たちにお会いします。ただその中には、縁あって長いお付き合いになる時もあれば残念なことに一度お会いして、それきりになってしまう事も多いのです。

先日、電話に出るとどこかで聞いたことがあるような声で「ご無沙汰してます!Yです、元気スカ?」  「えーーっと・・・?」 容量の少ないメモリーで記憶を必死でたどり  「あ! Yさん、おぉー元気?久しぶりだねぇ」 と蘇る1年前の記憶。 Yさんは、ちょうど昨年の今頃、経理の仕事を探してエントリーを頂いたスタッフさんです。会社の近くまで来たので、思い出して連絡をくれたのでした。

Yさんは接客業から経理職を目指し、独学で簿記2級を勉強して資格取得。「経理の仕事がしたいので、よろしくおねがいします!」と189cmもある身長で大きく挨拶をしてくれたのが印象的な好青年でした。と同時に「働く」ということに真剣な人だとも思いました。

しかし、未経験からの経理への転身はそう簡単ではなく、何社か企業エントリーをしたものの結局、結果的には就業には至らず、無念なことにYさんの力になることができなかったのです。

その後、Yさんは経理の仕事ではなく、以前アルバイトをしたことがある施設工事の会社に入社したとのご連絡がありました。

せっかくなので事務所に立ち寄ってもらい話しを聞くと、真面目なYさんは直ぐに会社や得意先の信頼を得て、今では指名で仕事をもらうまでになっていました。話を聴くと今でも通信教育で、会計の勉強をして、いつか所属している会社の経理や経営がわかるようになりたいと、嬉しそうに話してくれました。

1年後に思い出して電話をくれたことはもちろんですが、経理の仕事をすることを今でも諦めていなかったことも本当に嬉しかった。

最近、景気が不安定で資格を勉強している人が多いと聞きます。やはり企業側も採用の目安として「簿記2級以上、経理経験3年以上」と言われることも多いのですが、ただそれが全てではないし、当然ながら、それは就きたい仕事のための手段のひとつであって、取得することが目的になるのは本末転倒であると私は思います。

なにより、社会の中で、会社のためにそしてもちろん、自分の人生を豊かにするために一生懸命仕事向き合うことが一番重要であることを、Yさんから教えられた気がしました。